会長 伊東 祐

 
 皆様には、平素より私ども「益田信用組合(ますしん)」に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。 

 このたびは”ますしん”のホームページをご覧いただき誠に有難うございます。当ホームページにより”ますしん”の金融サービスを深くご理解いただき、一層広くご利用頂ければ幸いです。

 さて、昨年は「新型コロナウイルス感染症」が国内はもとより全世界に蔓延し大変な1年となりました。感染防止のため昨年4月に政府から「緊急事態宣言」の発出、今年1月に2回目の「緊急事態宣言」が発出されました。感染を抑えるために人の移動を抑え、不要不急の外出禁止、サラリーマンの勤務を自宅でのテレワーク勤務とする等の制約が求められました。また、県を跨ぐ移動の禁止等で抑制も行われました。その結果、下呂温泉の観光に大きな影響を与え、旅館においては宿泊客の減少、飲食店では営業時間の制約等、あらゆる業種において売上が激減する等、運転資金等の資金繰りに困難をきたす状況となりました。当組合はそうした方からの相談に対し真摯に対応し、381件、35億円のコロナ融資を実行し地域経済を支えて参りました。これからも、お客様に寄り添ってこの難局を乗り越え地域経済を支える覚悟でございます。ワクチンの接種も始まってきており一日も早く収束することを心から願うものであります。また、7月には線状降水帯の影響から下呂市が未曾有の豪雨となり甚大な被害にあいました。被災された方には心よりお見舞いを申し上げます。
 このような情勢下、令和2年度当組合の業績は、預金量が635億円となり前期比29億円(4.93%)増加、貸出金は293億円となり前期比9億円(3.36%)の増加となりました。預金については、コロナ感染症の回復が見えない中、企業も個人も消費を差し控えたことにより増加し、また、貸出金についてもコロナ関連融資の取扱いにより増加しました。一方、収益面については、コロナ関連融資及び個人ローン等の積極的推進による収益向上策と経営合理化に取組むと共に経費節約を図ったことにより、業務純益107百万円、当期純利益81百万円となりました。これによって自己資本比率は10.24%となり、国内基準適用金融機関の健全性の目安である4%を大きく上回っております。また、不良債権比率は、不良債権の処理等により再生法開示債権ベースで2.47%となり前期比0.31%の改善を図ることが出来ました。
 令和3年度はまだまだ、「新型コロナウイルス感染症」の影響により厳しい情勢下にありますが、地域経済への支援、地域経済の活性化、地域社会の健全な発展、組合員の皆様をはじめ地域住民の経済的地位の向上を目指し、確固たる経営基盤を構築し、安定した収益基盤を確立していくよう努力して参ります。
 今後とも、一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

令和3年6月

会長 伊東 祐